Illustratorで地図を描く【鉄道編】

2017.1.4イラストレーター

Illustratorで地図を描く【鉄道編】

ここではイラストレーターで線路を描く方法をご紹介していきます。パンフレットなどで簡略的な地図を載せることがあるでしょう。そんなときに、線路の位置がはっきりしていると見やすい地図になります。

線路は2種類を使い分ける


イラレで線路を描くときのポイントは、JRと私鉄の線路をかき分けることです。JRと私鉄の線路の表記を変えるだけで、路線が複雑な首都圏などの地図が見やすくなります。


上の図のように、JRは白黒の太い破線、私鉄は短い線をつなぐ細線で表します。小学生のときに社会の時間に学習したことを思い出せば、誰でもどちらの表記がJRか私鉄かは瞬時に判断できるでしょう。

JRの場合


それでは、JRの線路の表記の書き方を説明していきます。


まず、「ペンツール」や「直線ツール」で線路の位置に線を引きます。そして、「アピアランスパネル」で線の色と線幅を設定します。線幅は8-10px(またはpt)くらいがおすすめです。


線路の基準となる線が引けたら、「アピアランスパネル」で線を複製します。線を選択し、「選択した項目を複製」というアイコンをクリックすると、同じ色と幅である線が複製されます。


線の複製ができたら、複製した線の色と幅を変更します。線の色は白、幅は先程設定した幅から2px(または2pt)ほど細くするといいでしょう。そしたら、アートボード上に黒縁の白線が引けているのが確認できます。


最後に、「アピアランスパネル」で「線(オレンジ色の文字)」をクリックします。そうすると、線の設定オプションが表示されます。破線の項目があるので、チェックボックスにチェックをつけます。線分に10-12px(またはpt)の値を入力したら、JRの線路が完成します。

私鉄の場合


今度は、私鉄の線路の表記の書き方を説明していきます。


線路の位置に線を引き、線の色と線幅を設定するところまでは同じです。


線路の基準となる線が引けたら、「アピアランスパネル」の「線(オレンジ色の文字)」をクリックします。破線の項目にチェックを入れて、線分1px(または1pt)と間隔10px(または10pt)程度の数値を入力します。そうすると、アートボード上に短い細線が並んだような破線が引けています。


破線が引けたら、その破線をアピアランスパネルで複製します。線を選択し、「選択した項目を複製」のアイコンをクリックすると、線が複製されます。


最後に、複製した線の線幅を1px(または1pt)程度にすれば、私鉄の線路が完成します。

駅を作る


線路を引けたら、駅をつけないといけません。駅の設置方法はJRと私鉄で共通したやり方です。ここでは、私鉄を例にとって説明していきます。


まず、駅の部分を線路から切り取ります。「はなみツール」を選択し、線路のパスの上で駅の両端をクリックします。そうすると、駅となる部分のパスが切り取られます。


駅の部分のパスが切り取れたら、切り取れた部分の線幅を12-14px(またはpt)に設定します。


そして、メニューバー「オブジェクト」>「パス」>「パスのアウトライン」をクリックします。


「パスのアウトライン」が終わったら、線を黒、塗りを白に設定します。そしたら、線路に駅ができたのが確認できます。

まとめ


ここまでイラレで線路を引く方法を説明してきました。地図を描く上で、線路は必須です。ぜひこの機会に2種類の線路の書き方を覚え、わかりやすい地図を描けるようになってください。【信号編】や【完成編】もあるので、興味があれば読んでみてください。