パワポ資料の見栄えを向上させるために、まずは見出しデザインからかっこよくしていきたい!

そんな声にお答えする内容を【初級】【中級】で説明してきました。おそらく読んでいただいた方も中にいらっしゃると思います。(もし【初級】や【中級】まずは読みたいという方は【初級】【中級】を参照してください)

※デザイン案だけを確認した場合はこちらを参考にしてください。

更にこだわった見出しデザイン

いろんな見出しデザイン案を提案してきましたが、「線」や「図形(四角形や三角形)」を別々に使ってきました。「線」、「図形」のそれぞれで整ったデザイン案がたくさんあったと思いますが、組み合わせて使うとより”手の込んだ”デザインに見えるのではないか?と思う方もいるでしょう。

まさにその通りで、【初級】と【中級】を通して、別々に提案してきたデザイン案を組み合わせることで、よりこだわったデザイン案になることが予想できるでしょう。

「線」×「図形」の組み合わせ

「線」のパターンとして「1本」と「2本」の場合を紹介してきたので、それぞれの線の数に分けてデザイン案を見ていきましょう。

「1本線」×「図形」の組み合わせ

1本線としては【中級】で紹介した「途中で色が少し変化している線」を採用しています。

↑1本線×1つの四角形
↑1本線×複数の四角形
↑1本線×ひし形
↑1本線×丸
↑1本線×三角形

図形の大きさについては、線が下線のみで見出しの上には余白が十分にあると思うので多少大きくても大丈夫でしょう。

「2本線」×「図形」の組み合わせ

2本線としては【初級】で紹介した「上下に1本ずつ」を採用しています。

↑2本線×1つの四角形
↑2本線×複数の四角形
↑2本線×ひし形
↑2本線×丸
↑2本線×三角形

図形の大きさについては、線が上下にあるため見出しの領域が、下線1本のときに比べて制限されている(狭い)ため、図形は小さめにしたほうが良いでしょう。ただし、図形を小さくしすぎると、図形を配置する意味が薄れてしまうので、実際に見出しを作成する時に大きさを変化させてみて良さげな大きさをそれぞれ選んでください。

※線と図形の色について

線と図形の色の組み合わせは自由ですが、あまりにも系統の異なる色を組み合わせてしまうと、デザイン性が逆に下がってしまうので注意しましょう。暖色系(オレンジ系統)または寒色系(青系統)など、自分が使いたい系統を決めて、同系統の色の中から2つまたは3つくらい選択すると良いでしょう。

線または図形のどちらに濃い色を配色するか?はそれぞれの好みも出ると思いますが、個人的には「線→濃い色、図形→薄い色」を配色したほうがより見出しがきれいに見えると思っています。(←あくまでも個人の意見です)